Mac Rumorsでは、Cult of Macが、Liquidmetal Technologiesの主要投資家で、スチールおよびプラスチック業界の元幹部であるドリュー・マーケル氏によると、Liquidmetalの射出成形機は世界最先端のもので、Appleは近いうちにこの射出成形機の試作機を試すようだと伝えています。Liquidmetalの射出成形機は、形成に必要な、切断、圧延、穴あけ、ネジ切り、バリ取り、ルーティング、サンドブラストといった複数の工程を1回でこなし、時間とコストを削減することが可能で、つなぎ目の無い筐体などを製作できるとのことです。また、Liquidmetalの元リサーチ担当ディレクターによると、ホログラムを金属に刻印することもできるそうです。Liquidmetalの射出成形機は、現在1台しかなく、マーケル氏はAppleは追加注文するだろうと予想しています。
また、マーケル氏によると、LiquidmetalはAppleとの契約を実現するために少なくとも2~3年間、Apple向けガジェットの筐体や画面のベゼルといったパーツを含む試作機を製作していたそうです。